2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」では、浜松市が重要な舞台のひとつとなっており、徳川家康をはじめとする登場人物ゆかりの地である当地域への観光の関心が高まっています。
　「どうする家康」の放送決定は、コロナ禍で低迷した当地の観光産業にとっても、間違いなく朗報だと言える出来事です。そこで、地域共創学科観光専攻の学生達は、大河ドラマの観光需要に与える影響に着目し、調査・研究を行うこととしました。大河ドラマが及ぼす集客効果や地域への経済波及効果などに注目しながら、その一方で、大河ドラマに関連する観光需要が一過性のブームに終わらないためにはどうしたらいいかという問題意識を持って調査・研究を行っています。
　「どうする家康」を契機に、持続的な観光需要を創出することを目標として、当地をフィールドに観光専攻の学生達が行う活動を紹介します。4月に大河ドラマ館で行ったアンケート調査の紹介や学生達が作成した観光マップの配布を行います。